高校生の子供が自転車事故で救急搬送!保険・警察・病院…母が体験したその後の流れ

高校生になり、自転車で通学するようになるお子さんも多いですよね。

我が家の長女も、通学時間短縮のために電動自転車で約1時間かけて高校まで通っていました。

自転車は車道を通ることも多く、交通量の多い道はやはり心配です。
部活で帰りが遅くなる日もあり、「無事に帰ってきてくれるかな」と不安に思うこともありました。

そんなある日、
長女が自転車事故に遭い、救急搬送されました。

あの日のことは、今でもはっきり覚えています。

この記事では、
実際に経験した事故当日の流れや、その後の対応についてまとめました。

同じようにお子さんの通学に不安を感じている方の、少しでも参考になればと思います。

目次

事故当日の流れと状況

事故にあった日の朝、私と長女は口喧嘩していました。

夏休みで、自主講習の日。

学校に「行くか・行かないか」で友達と揉めていて、急に「行く」ことに。
次は「電車で行くか・自転車で行くか」で迷い、
電車では間に合わないと判断し、「自転車で出発」しました。

事故の連絡を受けたときの状況

家から出発してすぐに長女から着信がありました。

朝から揉めたこともあり、一回は着信を無視してしまいました。

まさかこの電話が、あんなことになるなんて思ってもいませんでした。

家事をしていたら2度目の着信。

ぶっきらぼうに電話に出てみると、泣きじゃくる長女の声。

長女:「車と……ぶつかった……💦」

一瞬何が起こったのか理解できませんでした。

車の運転手:「子供さんが自転車で飛び出してきて、私の車とぶつかりました。」

頭が真っ白になりました……。
何からすればいいのか、一瞬わからなくなりました。

場所は、自宅のすぐ近くだったので、すぐに現場へ向かう準備をしていました。

たまたま通りかかった方が、家まで知らせに来てくれて、バタバタと事故現場へ向かいました。

救急搬送までの流れ

道路の片隅で泣き叫んでいる長女。

通行人の方が何人か一緒にいてくれて、飲み物を差し入れしてくださった方もいました。

すでに警察のかたが来ていて、車の運転手に状況確認をしていました。

その後救急車が到着し、長女はストレッチャーで救急車の中に。

「お母さんも一緒に乗られますか?」

と聞かれたため、一緒に救急車で病院まで行くことに。

何も荷物を持っていなかったため、急いで財布と保険証を家に取りに戻りました。

事故現場に戻ると、長女に付き添っていてくださった通行人の方はいなくなっていて、お名前や連絡先を確認することができませんでした。

警察の方に促され、動かなくなった電動自転車を駐輪場に移動し、車を運転していた方と連絡先を交換。

警察の方からは
病院で必ず診断書をもらうこと(事故の手続きに必要になるため)、
診察が終わったら、警察署に連絡をするように
と指示がありました。

幸い1番近くの病院が受け入れしてくれることになり、救急車で向かいました。

初めて乗る救急車は、酔いそうになるくらい結構揺れました。
正直その揺れよりも、「これからどうなるんだろう?」という不安でいっぱいでした。

頭を打っている長女は、救急車の振動で頭が打ち付けられて、横向きでないと辛そうでした。

病院での診察と様子

病院に到着後、娘はストレッチャーのまま救急処置室へ。

私は、受診の申込書を記入することに。

申込書を記入して、保険証を受付に提出すると、

「事故なので保険証は使えないんです。相手の方の保険会社はわかりますか?」
と言われ、初めて私自身が今回の事故の状況を何も把握できていないことに気がつきました。

でも今できることは、長女の診察結果を待つことだけ。

待っている間は、とても長い時間に感じました。
「大丈夫だろうか?」と同じことばかり考えていました。

検査が終わり診察室へ。
先生の話では、後頭部を打っているものの、頭も骨も異常なし。
擦り傷と打撲はあるので、数日は痛みが続くかもしれないが、痛み止めで大丈夫との診断でした。

診察が終わり、長女に事故の状況を確認すると、
急いで道路を渡ろうとしたところに、左からきた自動車とぶつかって、自転車と一緒に道路に叩きつけられたそうです。自分もちゃんと確認できていなかったと、相手の方に申し訳ないと言ってずっと泣いていました。

その状況で、怪我が大したことがなくて本当によかったです。

診察後は手持ちのお金がなく、一旦自宅にお金を取りに帰り、後で支払いすることに。
救急車でバタバタと一緒に来たので、帰りはタクシーで帰ることになりました。
あの状況では、自分で運転して病院まで向かうという選択肢は思い浮かびませんでした。

その後に必要だった対応

事故のあと、実際にやることは想像以上に多くありました。
私が経験した対応を順番にまとめます。

病院での支払いと実際にかかった費用

診察後のお会計は、健康保険が使えないことと、相手の保険会社と連絡が取れていないので自費で支払うことになりました。

警察から診断書も必ずもらうように言われていたのでそれもお願いしたら、合計で36030円に!

救急隊の方に言われるがままに救急車に乗ったため、手持ちのお金がなくクレジットカード払いに対応していない病院だったため、一旦帰宅してもう一度支払いに戻りました。

支払った時に診断書を受け取り、そのまま警察署に連絡をしました。

警察での対応と手続きの流れ

事故現場で警察の方に渡された電話番号に連絡したところ、届出が必要なので子供と一緒に警察署に行くようにと指示がありました。

またまた自宅に戻って、子供と一緒に警察署に。

警察署では若い女性の警察官の方が対応してくださりました。

高校生の長女が話しやすいように配慮してくださったのかもしれません。

ただ、同じぐらいの時刻に別の場所で、長女と同じぐらいの歳の女の子が事故にあったようで、同じ病院に時間差で救急車で搬送されたので、警察署ではたびたびその子と名前を間違われ、ちょっと不安になりました。

警察署で長女が聞かれたことは3点です。
・事故の状況
・相手に刑罰を求めるか
・今後同じような事故にあわないようにどうすればいいか

時間にしては30分もかからなかったと思いますが、警察署という独特の雰囲気に、どっと疲れました。

保険会社への連絡と進め方

事故とはいえ、ぶつかって相手の車を傷つけてしまったので、こちらも修理費用を負担する必要があると思いまず調べてみました。

ダメもとで、自分がかけている自動車保険の会社にも問い合わせをしました。

・火災保険で、相手の修理費用を負担する「個人賠償保険」が使えること
・自動車保険で、「人身傷害保険」に入っていて、車に乗車中以外でも使えるものになっている

ことが確認できました。

自分が入っている自動車保険は、私が女性だからか担当の方も女性の方がついてくださり、とても相談しやすかったです。

事故の相手の方が
「自分は被害者だ」
という感覚だったため、なかなか相手の保険会社との連絡が取れませんでした。

何度連絡をしても、
「自動車の修理見積もりがまだ出ていないので。かなり高額になりそうです。」
の一点張り。

そんな時に、
「事故の相手の方にもう一度連絡してみて、〇〇さん宛に直接連絡を入れてもらうようにしてください。
保険会社と担当が分かれば、あとはこちらで直接やり取りをしますので。」
と言ってくださり、とても安心できました。

この2日後ぐらいに相手の保険会社と担当から連絡があり、後の交渉は保険会社同士で進めてくれることになりました。

ここまでで約1週間。

事故直後はあまり痛みのなかった子供の体調も、後からじわじわと痛みが出てきたこともあり、精神的にかなりきつかったです。

同じように事故にあったら、まずは自分の入っている保険を調べて連絡することがおすすめです。

特に「個人賠償保険」は絶対に必要!
これがないと、本当に困っていたと思います。

特にお子さんが自転車に乗るご家庭は、自転車事故は誰にでもあり得るので、事前に確認しておくのがおすすめです。

火災保険や自動車保険についていることが多いです。

もし入っていなければ、月数百円で入れるので検討しておくと安心です。

自転車の修理と費用の話

夏休みとはいえ、電動自転車は毎日使うものです。
車とぶつかった影響で、全く動かない状況でした。

自転車を購入した自転車屋さんで出張修理があったので、子供が直接連絡をして修理をお願いしたところ
「事故なので出張修理は使えない」
と言われました。

徒歩で15分ぐらいの場所に自転車屋さんがあるのですが、ほぼ動かない自転車を押していくのは無理💦
私の軽自動車に2人がかりで重たい電動自転車を無理やり詰め込んで、自転車屋さんまで運びました。

交通事故のため、
・まずは見積もりをとって保険会社との連絡が必要なこと。
・見積もり料が必要なこと
・修理しても元に戻らない可能性があること

の説明を受けました。

病院での手続きの時と同じように、
「事故の場合はいつもとは違うんだ。」
ということを改めて感じました。

見積もりに1日かかり、
見積もりで提示された修理費用は約8万円。
実際に修理となると、もう少し追加になる可能性があると説明も受けました。

正直8万円と聞いて驚きました。
新しいものを購入してもあまり変わらないのでは?と思いました。

高校1年生で新品で電動自転車を購入したときの費用が、約12万円。
事故にあったのが高校3年生の夏だったので、通学に使用するのはあと6ヶ月。
保険会社との交渉がなかなか進まなかったこともあり、約1ヶ月そのまま自転車屋さんで預かってもらって、結局は修理せずに廃車にしました。

修理しなかったので、修理の見積もり費用と、廃車費用の合計で約6000円支払いました。

自転車の修理費用なども保険でどうなるのかずっと不安でした。
結局保険で負担できる部分もありましたが、費用が出るのは後になってから。

結局相手の保険会社から振り込まれた修理費用は半額。

本来なら6割になる予定だったのですが、保険会社同士の交渉が長引くのに疲れたのと、早く終わらせたい思いがあり、半額で折れました。

修理するか、新しく購入するかの判断はとても難しかったです。
後悔のない選択はないと思いますが、精神的な疲労も含め「早く終わらせること」を優先した判断でした。

実際に感じた大変だったこと

精神的な不安やストレス

事故直後は子供の体調が心配で、後からじわじわ痛みが出てきたこともあり、
時間が経つにつれ自分の体もじわじわと疲れが出てきました。

「これからどうなるんだろう」

そんな先の見えない不安が、ずっと頭から離れず、精神的に一番しんどかったです。

特にしんどかったのが相手の事故の対応でした。

「自転車が飛び出してきたんだから、車を運転していた方は保証してもらう側」
という認識が強く、なかなか保険会社への連絡もしてくれませんでした。

話が進まないことへの不安や焦りも重なり、精神的な負担はかなり大きかったです。

正直、この「話が進まない状況」が1番しんどかったです。

想像以上に多かった手続き

病院・警察・保険会社・自転車屋…それぞれ別々に連絡が必要で、しかも「事故の場合はいつもと違う」ことばかり。

その度に必要な書類や説明も変わり、何度も自宅と各所を往復することに。

想像以上に時間もかかり、体力的にもかなり消耗しました。

1番最初に警察に連絡をした時は、事故現場の警察官に言われたから連絡しただけで、何のための連絡や手続きなのかもさっぱりわかっていませんでした。

今思えば、人身事故としての届出だったと思います。

自分自身がよく把握できていない状況で、次から次へと必要な手続きがあり、どこに連絡すればいいのかその都度調べながら進めるしかありませんでした。

一つ終わってもまた次、という繰り返しで、終わりが見えない感覚があり、精神的にもかなりしんどかったです。

日常生活への影響

電動自転車が使えなくなったことで、長女の通学手段が変わりました。
全ての手続きが片付くまで約5ヶ月、日常のあちこちに事故の影響が残り続けました。

高校3年生の夏休みだったこともあり部活も終了していたので、夏休み中は徒歩圏内の塾に通うのみ。
そのため、しばらくは電動ではない自転車で通うことになりました。

学校が始まってからは自宅から1時間半かけて電車通学に。
自宅から駅まで徒歩で15分。学校の最寄駅から学校まで約25分。
電車に乗っている間に勉強ができるとはいえ、大変だったみたいです。

自転車通学の時には、放課後友達と遊びに行ったりできたのが、徒歩だと行動範囲も限られ、友達との付き合いかたも難しかったと聞きました。

通学定期代も必要になり、金銭的な負担も増え、精神的にもしんどさが、少しずつ積み重なってきました。

事故を経験して感じたこと・気をつけたいこと

自転車での通学は、事故・怪我・盗難など、親としてはさまざまな心配事があると思います。

その中でも1番心配なのは、やっぱり事故です。

実際に我が家でも、ヒヤッとどころか本当に事故を経験してしまいました。

左右の確認が不十分なまま飛び出してしまって、左側から来ていた車と衝突。

衝突の衝撃で自転車ごと体が吹き飛ばされ、そのまま地面に叩きつけられました。

幸い大きな怪我には至りませんでしたが、一歩間違えれば命に関わる事故だったと思います。

この出来事を通して、「自宅の近くだから安心」という思い込みがいかに危険かを痛感しました。

また、自転車であっても一瞬の判断ミスで、被害者にも加害者にもなりうるという現実を思い知らされました。

この経験から、出発前に必ず子供に声掛けをするようになりました。

「飛び出さないようにね」
「周りをよくみて」

たったそれだけのことですが、親として毎朝できることをやっていこうと思います。

特別な対策ではないけれど、この一言が習慣になることで、子ども自身の意識も少しずつ変わっていくと信じています。

自転車事故は、気をつけていても起こることがあります。
でも、「気を付ける習慣」は必ず身を守る力になるはずです。

準備というのは、何も起きていない時にするものだと改めて感じました。
事故が起きてから慌てて調べても、精神的にも体力的にも余裕はありません。

「備えすぎ」ということはない。そう思えた経験でした。

「まさか」に備えて思ったこと

正直に言うと、事故が起きるまで「まさかうちの子が」と思っていました。

毎日通っている道。自宅のすぐ近く。それでも事故は起きました。

事故後に一番後悔したのは、保険の内容をちゃんと把握していなかったことです。 加入していた保険が使えるとわかった時は本当に安心しましたが、同時に「知らなかったらどうなっていたんだろう」とぞっとしました。

まとめ

今回の経験を通じて、自転車事故は「誰にでも起こりえること」だと実感しました。

経験して初めてわかったことを、チェックリストにまとめてみました。

事故当日にやること

□ 相手方と連絡先を交換する
□ 診断書を病院で必ずもらう
□ 警察署に届け出る(子供と一緒に行く)
□ 現金を多めに持って病院へ(事故は健康保険・カード不可の場合あり)

事故後にやること

□ 加入している保険をすべて確認する(火災保険・自動車保険の特約も)
□ 自転車の修理は保険会社の交渉が終わるまで待つ
□ 体調の変化を数日間注意して見る(後から痛みが出ることがある)

事故前にやっておくこと

□ 個人賠償保険に加入しているか確認する
□ 近くの救急病院を調べておく
□ 子供に「事故にあったらどうするか」を話しておく

特に「個人賠償保険」は絶対に確認してほしいです。 これがなければ、相手の車の修理費用をすべて自己負担するところでした。

未加入の方は、加入されることを強くお勧めします!

最後まで読んでいただきありがとうございました。 同じような経験をされた方、これから自転車通学が始まる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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